長期投資で成功したいのであれば・・・

「長期投資のつもりで買ったけど、いつの間にか株価が下落してしまい、塩漬け状態」

「長期投資がいいというのは知っているけど、どの銘柄を買うべきかがわからない」などのように思っている方は多いです。

長期投資は長い目で見ればプラスのリターンを得やすい手法として有名です。

そのため長期投資していれば、いつかは報われると思っている方も多いかもしれません。実際、業績好調で優良企業として定評のある、東証1部上場の大型銘柄に投資していた時期もありました。

しかし実際にやってみると、優良銘柄であっても株購入後に業績が悪化して株価が低迷してしまうことがよくあります。途中売却時には配当以上の損を出してしまうこともありました。

いくら長期投資とはいえ、銘柄選びは重要です。

長期投資に適した銘柄の選び方のポイントを4つ挙げます。

  1. 業績が成長している
  2. 利益率が高い
  3. 株主還元に積極的である
  4. 割安である

米国企業の利益率は全体的に日本企業よりも高いことで有名です。

例えば、主要上場500社のROE(自己資本利益率)の平均値で比較すると、日本の9%に対して、米国は18%約2倍の水準です(日経新聞より)。

株主還元にも積極的なので、投資に適した企業が多くあります。

ただし、その分割高なものも多いので、割安度での選別が重要になります。

米国株の中で長期投資におすすめな銘柄といえば、世界時価総額1位のアップル株です

10年間で8倍以上になっていますが、業績も拡大しています。

その結果、割安度の指標であるPERは18.4倍(2018年8月現在)であり、割高な水準ではありません(適正範囲ですが、少なくとも他のIT株ほどの割高さはありません)。アップルの収益力、成長力を考えればむしろ割安と考えてもいいかもしれません。

実際、世界一の投資家と呼ばれ、長期投資で財をなしたウォーレン・バフェットの保有銘柄(ポートフォリオ)で最大の割合を占めているのもアップル株です(2018年3月現在)。バフェットのお墨付きを得ているというのは心強い材料です。

世界一の投資家といわれ、長期投資で世界有数の富豪になった、ウォーレン・バフェットですら多くの失敗をしています(例えば、2011年から投資していたIBM株では失敗を認めており、2018年3月期までに全株売却しています)。失敗をしながら分析力を高めていくことこそが、成功への近道です。

長期投資で結果を出すには、時間が必要です。経験を積んで、自分なりの勝ちパターンを見つけるのにも時間がかかります。

長期投資で成功したいのであれば、まずは少額から投資を始めてみるのがオススメです。

すべての人にお金の教養を!

ファイナンシャルプランナー ロペオ

Leave a Reply

avatar
  Subscribe  
Notify of