住宅ローンを借りる際に、陥りがちな4つの落とし穴

絶対避けなければならないNG行動について解説します。実際の相談の現場でも、
いまだに聞かれる勘違いなども含まれます。人生のビッグイベントで、「
こんなはずではなかったのに……」とならないよう、
失敗しないためのポイントを押さえておくことは大事ですよ!

落とし穴1:「家賃並みの毎月返済額で買えます」を信じ切る

住宅を購入する際、本来は「予算」を立てて、次に「予算」に収まる物件を探すべきですが、
現実にはまず物件を見ることから始める人が多いのが常です。
まず、気に入った物件と出合ってから、
「この家、私たちに買えるかしら?」となりがちです。
「すてきなマイホームの夢が実現するかもしれない」と高揚している2人が、
名前や勤務先、年収などの個人情報を伝え、
販売担当者が住宅ローンの返済シミュレーションを行います。そこで出てくる魅惑のフレーズ。
「家賃並みの、毎月返済額で買えますよ」
固定資産税や管理費など、購入後のコストも加味して計算しよう
これを聞いて単純に喜んだとしたら、あなたはすでに落とし穴にはまっているかもしれません。
理由のひとつは、購入後にかかるコストを加味していないのに、
住宅ローンの毎月の返済額だけを見て「家賃並みだから、無理なく返済していける」と
考えるのは問題だからです。
購入後は固定資産税が毎年かかるほか、
マンションなら「管理費・修繕積立金」・「駐車場代、駐輪場代」などもかかります。
もちろん、戸建てであっても長期的なリフォーム資金を用意しておく必要があります。
ただし、住宅用の積み立てをしていた場合は、それを返済額にプラスして考えることはできますが。
さらに、毎月の返済額が家賃並みだったとしても、
これとは別にボーナス払いが組み込まれている場合があります。
ボーナス払い分も月平均にならして計算すれば現状の家賃を超えてしまい、
今の生活を維持するのは難しくなってきます。
続く・・・
すべての人にお金の教養を!
ファイナンシャルプランナー ロペオ

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