失われた20年の原因は・・・

「失われた20年」の原因はなにか?

「インターネットの登場後、日本だけが負けている」ということです。
それを端的に表しているのがGDPです。日本だけが先進諸国のなかでGDPが増えていないどころか、減っているのです。
では、なぜ日本が一人負けしているのでしょうか。
それは「生産者と消費者が直結する「インターネット型産業」に構造変化できず、多くの産業分野において、旧態依然としたピラミッド型多重下請構造」さまざまな規制によって保護してきたからです。
その結果、多くの産業が衰退してしまい、グローバルな競争で負けています。
アマゾンは、日本の流通市場をすでに席巻しています。
それは、日本の消費者が、古い体質の日本企業よりもアマゾンを支持しているからです。

日本企業が、業界保護のために、ネットかリアルかの問題を議論しているうちに、アマゾンは、何でも買える、しかも安く買える時代を創ってしまいました。


アマゾンはまさに、日本のいくつかの産業を破壊している最中といえるかもしれません。
日本社会は、この本質をとらえきれずに省庁や業界の縦割り構造と相まって、インターネットに適合した制度改革を怠ってしまいました。
その結果、インターネットという技術革新の恩恵にあずかることができず、前述した通り、これまでの20年間、主要国のなかで日本のGDPだけが減少し、他国の後塵を拝したわけです。日本だけが、インターネットによる変化に十分に対応できなかったことこそが、「失われた20年」の原因の本質なのです。

まさに日本の官僚体質・大企業病・終身雇用とういうなことが相まって新しことに挑んで失敗をするぐらいなら現状維持できればと良いといった考えからイノベーションを起こせず、結果、グローバル企業から遅れをとったのだと思います。
個人においても、国任せ、会社任せ、昔のままの貯金のみでは、同じ道をたどってしまうかもしれません。変化に対応していくことが大切だと思います。
すべての人にお金の教養を
ファイナンシャルプランナー ロペオ

Leave a Reply

avatar
  Subscribe  
Notify of