だったら敬遠するのか?
1990年当時、定額貯金に10年預けた場合の年平均利回りは、8.65%
満期時の受取り額は税引き後でも1.7倍に増えていました。国民は堅実に働き、倹約して預貯金し励めば、安定した余生を過ごせたわけでした。
あれから時は流れ、今や人生100年時代。デフレの暗雲が日本列島を覆い、マイナス金利政策下の定額預金金利は年0.01%とこれまでの人生設計では老後の安心を得られない不安の時代が訪れようとしています。
「貯蓄から投資へ」「マネー教育の充実を」-政府があわてて長期投資を呼びかけても、
長年かけて染みついた預貯金志向は容易に変わりません。1800兆円を超える個人資産のうち、株式や投資信託の割合は2018年時点で、わずか15%にとどまります。
たしかに預貯金と違い、株式や外貨への投資には目減りリスクが伴います。
だったら敬遠するのか?
将来の日本社会をじっくり見据えたとき、投資が虚業(堅実ではない事業)と
揶揄(からかう)される時代は過ぎ去り、哲学や芸術のように豊かな人生を育むための大切な知識の1つになるはずです。「長期投資を始めた人は時間がかかるかもしれませんが、きちっと資産形成が進むのです。もうすでに10年前に始めた人との差は、驚くほど開きつつある。」
1つや2つ、実際にやってみることだと思います。
すべての人にお金の教養を!
ファイナンシャルプランナー ロペオ
Leave a Reply