2つのリスクとは・・・
お金のリスク、って普段から考えていると思いますが、
実は、お金のリスクは、大きく分けて二つに分かれるのです。
1つ目は、(わかりやすいですが)お金が減るリスク。
普段衝動買いしてしまうことも、
独立してカフェを作ったけれどうまく行かずお金がなくなった、
投資で失敗してしまうこと、なども全てここに入ります。
当たり前ですが、私たちはいつも「お金が減るリスク」を無意識のうちに考えています。
2つ目は、(と言っても1つ目より大切な)お金が増えないリスク。
例えば、10年後に大学に行きたいからお金を貯めなければいけない。
でも…、10年経ってみたら、必要額に達していなくて、
大学行くには借入れをしないといけないリスク。
お金だけではなく、受験でもそうでしたよね。
志望校に行きたいと思っていたのに、偏差値が足りなくて受験すら出来なかったため、
その後に人生が大きく変わった、という人は多いはず。
もっと長期的に見ると、
将来65才のリタイア時に、5000万円ないと老後暮らしていくのが大変なのに、
そこまでにまったくお金を貯められないのは、とても大きなリスクになると思うのです。
大学への行かせるにあたり借入れが必要だとしてもまだ若いうちなので、
返済期間と定年がまでには時間があるのでなんとか返済ができます。
でも、65才の時点で、(仮に)3000万円足りないとなった場合、
その後の生活費はどうなるでしょうか・・・
心もカラダも豊かなライフスタイルを送れるでしょうか?
「お金が減るリスク」は、投資などの新しいチャレンジをせず、守りに入っていれば回避できます。
ただし、「お金が増えないリスク」は、守っていても回避できず、
逆に、今の時代であれば、計画的に攻めていく必要があるのです。
具体的に、攻める方法は、この世に2つしかありません。
1つは、能力を上げて、年収を上げる。
もう1つは、お金にも働いてもらって増やす(資産運用)。
どちらか一方よりも、2本の収入の綱を持つことで、計画的に攻める方法が見つかり、
どちらかがうまく行かなくても、もう一方が支えになる、という仕組みを作ることが可能なのです。
すべての人にお金の教養を