人類社会の本質は格差社会2
富裕層の多くは資産運用をしているので、資産を「r」のペースで増やせます。
一般の人は、資産運用をせずに給与と預金に頼るため、
資産を「g」のペースで増やしていくことになります。
ピケティは、「人類社会の本質は格差社会である」と主張しました。
さらに格差は広がっていく一方です。
20世紀において例外的に格差が縮小したのは、二度にわたる世界大戦の時期でした。
戦争でヨーロッパ、アジアが荒廃し、課税強化で富裕層は資産を失いました。
日本でも戦後のインフレと預金封鎖によって現金や預金の価値が失われました。
富裕層も一般の人も横並びでの再スタートとなり、
「一億総中流」と呼ばれる社会が一時的に実現しました。
すべての人にお金の教養を!
ファイナンシャルプランナー ロペオ
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