住宅ローンを借りる際に、陥りがちな4つの落とし穴3

落とし穴3:子育て家庭は注意「繰上返済しすぎて教育資金不足」

住宅ローンを借りると、「できるだけ早く完済したいと考える人も少なくありません。
私が住宅ローンを借りていた20年ほど前は、
固定金利で4%程度と、金利負担が大きいのでなおさらでした。
繰上返済を行えば、支払う予定だった利息が軽減されるメリットがあるいっぽう、
手元資金が減ります。特に問題となるのは、子どもがいるご家庭での繰上返済です。
教育費のピークは、一般に大学受験期から大学・専門学校に通う時期です。
中学から私立に通う場合は塾代がかかるため小4くらいから教育費の高負担が続きます。
しかも、教育資金は、想定される進路に備えて中長期で準備をしておく必要があります。
教育資金を計画的に積み立てよう。それでも余裕があれば、繰上返済を検討しよう
最近は超低金利で住宅ローン控除も充実しているので、
急いで返そうと焦る人はさほど多くないかもしれませんが、
それでもたまに繰上返済を優先して教育資金不足に陥り、
教育ローンを利用することになるケースもあります。
教育ローンは一般的には住宅ローンよりも金利が高いため、
これでは本末転倒と言えるでしょう。

続く・・・

すべての人にお金の教養を!
ファイナンシャルプランナー ロペオ

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