最高の子育て55・・・2
上手に触れ合うテクニック
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肌と肌でじかに触れ合う
肌をくっつけたり抱っこしたりすると、赤ちゃんのストレスが和らぎます。
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どこでも抱っこ
買い物やお散歩のときは、やわからかい素材のベビーキャリアのステアリングを使って赤ちゃんを体に密着させる
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毎日「8分間」のマッサージを
毎日8分間のマッサージを受けている生後4ヶ月の赤ちゃんには、次のような特徴が見られます。
⦿「機嫌」がいい ⦿「不安」と「ストレス」が少ない ⦿「注意力」が高い ⦿「睡眠パターン」が整っている
3歳でに「言葉をあびせる」ほどIQが上がる
―話しかけるたびに子どもは賢くなっていく
3歳までにたっぷり言葉をきいた子どもは、語りかけが少なかった子どもに比べて・・・
語彙力とIQが高く、成績がよくなります。
では、いつからスタートすべき(・・?
出産予定日の10週間前からです。 胎児は、母親の体内で反響する音を聴いて、言葉を吸収しはじめます。赤ちゃん言葉にこだわる必要はありません。
3歳までに聞く「単語数」が語彙力を決める
(42世帯の追跡調査 2年6ヶ月 録音時間 合計1300時間。書き起こすのに6年)
最も興味深い変数となったのが「単語数」
- 生活保護を受けている世帯の子どもが聞く単語数は、1時間に「平均600語」
・親が専門職についている世帯の子どもが聞く単語数は、1時間に「平均2100語」
- 親が専門職の家庭の子どもは4歳までに
- 「平均4800万語」の 語りかけを受けている。
貧困層の家庭の子どもは4歳までに「平均1300万語」これでは、貧困層の子どもは語彙力と
会話の獲得に遅れが出て当然で、この差はのちに学習力に影響する。
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子どもが3歳の時点の言語能力から、9~10歳の言語能力は推測できる。
毎日「2万1000語」を聞かせるといい
語彙力とIQが高く、成績優秀な子どもに育てるには、どのくらい「たくさん」聞かせをすべきなのでしょうか(・・? 研究によると、そのために必要な単語数は、1日2万1000語。1時間あたり2100語です。
かなり手ごわくかんじますが・・・
1時間に15分間、おしゃべりをしている程度の分量です
脳を刺激する「読み聞かせ」をする
「本好き」に育てるために親ができること
年齢によって「読み聞かせ」のスタイルを変える
子どもへの読み聞かせは「ページにかいてある言葉を声に出して読む」だけでは足りません。
■読み聞かせというより「本」に接させる(6ヶ月まで)
丈夫なボードブック(厚紙でできている本)を読んであげましょう。
赤ちゃんがかじっても気にしない。
親自身が読みたい雑誌や小説を声に出して読んでもOK
■「写真」や「絵」を説明する(6ヶ月~12ヶ月)
(黄色いお花はどれ~?)などと話しかけてページをめくらせて、
紙の質感に触れさせましょう。
■魅力あふれる「読み聞かせ」で引きつける(12ヶ月~1歳半)
声色を変えて、身ぶり手ぶりを大きく使って。毎日続けましょう。
1日5分や10分でもOKです。
1歳半ごろから、少しおしゃべりをするようになったらアプローチが変わります。
■子どもの「読み語り」をうながす(1歳半~3歳)
同じ本を読むのなら、親が読む部分を徐々に減らして、子どもにたくさん語らせましょう。
読むことより、あいまいの「会話」の方が重要
■本を使って「言葉遊び」をする(1歳半~3歳)
韻をふむなど言葉あそびがある本がお勧め。
■子どもに朗読させる(4歳~5歳)
間違えたらきちんと正してやり、率直な評価をあたえるようにすると「単語の認識力」「言葉の流暢さ」
「理解力」が格段にアップします。
読むのが得意な子も苦手な子も、続ければ続けるだけ効果はあります。
子どもを「本好き」にするには?
読書は単なる娯楽ではなく、人間には本が「必要」です。
本は、新しいアイデア可能性に心を開かせてくれ、情報を与え、時には人生のひらめきを与えてくれます。
親子の絆を楽しく育む手段でもあります。
新しい言葉を学習するにあたり、読書に優る方法はありません。
会話だけでは、読書から得られるほどの語彙力はつきません。
子ども向けの本には、大学教育を受けた大人が会話で使う語彙の2倍近くが使われていることが多いのです。
語彙力があると、学校の授業の理解力が上がります。
なぜなら、読んでいる「言葉の意味」よりも、読んでいる「内容」を理解するほうに多くの時間が割けるからです。子どもを「読書好き」(学校の外で1日20分読書をする小学生)に育てるには、小さいうちからたくさん話しかけて読み聞かせをすることです。
しかし、一番下の子どもが5歳の家庭では、子どもに毎日読み聞かせをする親はわずかに60%。
フルタイムで仕事をしていたり、2人以上の子どもがいる家庭では難しいのが現状です。
ひとつ、時間をつくれるよい方法があります。
テレビを消すことです。
つづく・・・
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