ETF(上場投資信託)て何?

ETFとは?

ETFは「上場投資信託」のことです。

通常の投資信託と同じですが、取引所に上場しているため、

株式(個別銘柄と同じように簡単に売買することできます。

一般的な投資信託と比べて、販売会社に支払う手数料がないため、ETFは信託報酬が極めて低く投資家に有利です。

一方で、積立投信ができないため、積立をする場合は自分で定期的に購入しなくてはならないこと。(毎月定額で月払いで購入できない)

また市場取引のため理論価格よりも安く買えることもあれば、高く買わなければならないこともあります。

 

投資信託やETFを選ぶ上で最も重要なのは    信託報酬です。

 

信託報酬とは、運用会社や販売会社に支払う手数料のことで、運用資産残高に対して毎年一定料率で発生します。

継続的に発生する費用なので、投資信託の保有期間が長ければ長いほど、

0.1%の信託報酬の差がトータルリターンに影響を及ぼすのです。

「そして、大手証券会社が販売する投資信託の中には、信託報酬が年率(3%)近い商品もあります。」

「これはわかりやすく言うと、年間リターンが(5%)だったとします。」

信託報酬を(3%)差し引いた実質

リターンは(2%)となります。

年間損失が(5%)だった時は、

信託報酬(3%)と合わせると

(5%+3%)=(8%)

実質損失は(8%)になるということです。

では、信託報酬が低い「低コストな投資信託」とは、どのようなものなのでしょうか。

 

「がんばる」対「がんばらない」  

・・・勝敗はついた!?

世界で最初のインデックス投信会社アメリカのバンガード社

「徹底した低コスト、明確な手数料提示、顧客への利益還元」という社命を維持したまま

約400兆円の投信資産を抱える全米市場ナンバーワンの投資信託会社に成長しました。


最初は小バカにされ、みんなからあざ笑われていたインデックス投信は40年以上の歳月をかけて人々に受け入れられてきました。

一方、インデックス投信「がんばらない運用には、

いまだに、根強い反対派がいます。

彼らの言い分はこうです。

「市場全体を持つということは、勝ち組の株だけうでなく負け組の株も持つということだ負ける株までわざわざ持つなんて馬鹿げている!」

 

どうでしょうか?

 

なかなかもっともらしい意見だとは思いませんか?

 

少しでも値上がりを期待するのであれば優秀ではない銘柄は排除して平均以上を狙うため優秀な銘柄(株価の値上がりが期待できる)を株価のチャートの値動き・過去の利回り・財務情報・経営者面談などから有望な銘柄を選抜してそれらを組み合わせる*(ポートフォリオを作ったほうが、高い利回りを稼げるで銘柄を選別)

このように、独自の予測に基づいて勝ち組と思われるか銘柄だけを買おうとするスタンスを

アクティブ運用「がんばる」といいます。

 

これに対し、

 

株式市場に存在する全銘柄(優秀な銘柄も今はそうではない銘柄)を機械的に保有する買い付け、誰がやっても同じ結果になるよな運用になるスタンスをインデックス運用「がんばらない」と言います。

 

しかし「がんばる」=「攻めの運用」は、とにかく高コストです。

 

「アクティブ運用はほんとうに成果がでるのか?」です。

 

実はアクティブ運用がんばる)は情報・理論を駆使して銘柄を選別し勝ち組した商品は5年間では約88%15年間では92%以上インデックス運用(がんばらないの商品に負けている!のです。

という観点から、誰(素人)でも少額から長期間ほったらかしの運用で資産形成ができます。

バンガードグループは世界最大級の運用資産残高を持つ会社となっています。


「長期投資によって成功したウォーレン・バフェットは、以下のような発言をしています」

低コストのインデックスファンドを選びなさい。そうすれば9割の投資家よりも上手くやれるでしょう。

 

すべての人にお金の教養を

ファイナンシャルプランナー ロペオ

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