確定拠出年金65歳まで加入延長検討
厚生労働省は運用成果によって年金額が変わる確定拠出年金について、掛け金を払い込める期間を延ばす方向で検討に入る。
上限を60歳から65歳に上げる案が軸だ。
期間が延びれば、老後に受け取る年金は増える。60歳を超えても働く人が増えているため私的年金の仕組みを充実させ、先細りする公的年金を補う。老後の支えとなる厚生年金は受給開始年齢を段階的に65歳まで引き上げている。
このため政府は高年齢者雇用安定法で、65歳まではすべての希望者を雇用することを企業に義務付けた。長く働いて年金を積み立てるニーズは高まっている。
内閣府が14年に実施した意識調査では、仕事をする高齢者のうち4割が働けるうちはいつまでも働きたいと答えている。
健康寿命が延びていることに加え、会社員は働かなければ無収入になる期間ができていることも就業が進む背景にある。
人生100年時代 国任せから自己責任へ
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すべての人にお金の教養を
ファイナンシャルプランナー ロペオ
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