サラリーマンには国の生命保険があるのを知って民間の生命保険に加入してますか?
国の生命保険の呼び名 【遺族基礎年金+遺族厚生年金】
【遺族年金の概要】
死亡した場合、生計を維持されていた遺族が受けることができる年金です。年金を受給するには、必ず請求しなければなりません。
年金受給の時効は5年です。
遺族基礎年金は国民年金加入者のための遺族年金で、生計を維持されていた18歳までの子供がいる配偶者または子供に支給されます。
遺族厚生年金は厚生年金加入者のための遺族年金で、生計を維持されていた遺族に支給されます。
遺族基礎年金の年金額は以下の通りです(2018年1月現在)。
- 年(779,300円)
+
- 18歳までの子供1人あたり年(224,300円)が加算されます。
(第3子以降は年間74,800円)
遺族厚生年金の年金額は、原則的に以下の合計の4分の3となります
(2018年1月現在)
実際の年金額は「遺族基礎年金+遺族厚生年金」となります。
*遺族厚生年金は少し複雑なので具体的な計算式は省略します。
では、
実際に具体例でいくらもらえるかを解説します。
本人(父)30歳(厚生年金&雇用保険。報酬月額25万円・勤続年数8年)・妻30歳・子供2歳という家族状況です。
その時、本人(父)が亡くりました。
【試算結果】 死亡:【遺族基礎年金+遺族厚生年金】
1年目:月11万円(年134万円)
【試算内訳】 死亡:【遺族基礎年金+遺族厚生年金】
- 年1,347,046円 〈月112,253円×12ヶ月〉
- 遺族基礎年金:年779,300円
- 遺族基礎年金(子の加算分):年224,300円
- (*18歳までの子供1人あたり年224,300円を加算されます)
- 遺族厚生年金:年343,446円
17年目以降:月7.7万円に減額
遺族基礎年金と子の加算が18歳到達の3月31日時点で支給停止となります。遺族基礎年金停止後(一定条件を満たす必要あり)中高齢寡婦加算となる年金が妻が65歳になるまで受け取れます。
その結果
※35年間で累計3,918万円の遺族年金を受給可能となります。
詳しくは日本年金機構までお問い合わせください。
年収から引かれている社会保険料の仕組みを知ることで民間の保険料などを見直すことができ、使えるお金が増えることもあります。
すべての人にお金の教養を
ファイナンシャルプランナー ロペオ
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