賃貸住宅と持ち家ではどちらが有利か2?
家賃がもったいない!?
賃貸と持ち家の比較は困難です。
住宅購入を考えている多くの人が「家賃がもったいないから家を買ったほうが・・・」と考えているのではないでしょうか。では、このような比較は正しいのでしょうか?
結論から言うと損得で比較して家を買うことは適切ではない可能性があります。住宅を購入する際にまず考えるべきことは金銭的な計算のみよりも
「返済不能リスクとライフプラン」です。
*ローン返済ができなくなってしまえば元も子もなくなってしまうからです。
・家を買うことより、安定した生活の方が大事
・持ち家は有利かの金銭的な計算のみで、幸せな人生か事前に分かることはありません。
・家賃がもったいない!という考えは一旦、横に置いて「返済不能リスクとライフプラン」で判断して下さい。
・ライフプランの作成
住宅を購入する事が人生のゴールではありません。
ご自身やご家族の幸せな人生を考えることです。そのためには子育てをしながら、教育費、車の買い替え、自分たちの老後資金も準備が必要です。
それを踏まえた上で、
- 税制上のメリットがあるか?
- 税制上のメリットを享受するにはどうすれば良いか?
- 頭金はいくら入れるか?
- 繰り上げ返済は早ければ早い方が良いか?
を考慮した上で
住宅ローン金利の低い時期
住宅ローン控除を活用できる期間
を元に検討を始めればよりしあわせな暮らしが過ごせると思います。
しあわせな家の買い方のまとめ
1・「賃貸よりも家を買った方が得」という前提を持っていると住宅購入の判断の隙に視野が狭くなるかもしれません。
2.賃貸住宅は家賃が無駄なのではなく「家を持つリスクから自由で身軽な状態」と考える
3.ライフプランは十人十色です。「早く買った方が得」と考えライフプランを無視した買い方をするとご自身やご家族の幸せを損なうことになりかねません。
4.いつ、どこで、どんな価格で家を買うべきかよりも、ご自身が抱える「返済不能リスクやライフプラン」を基に決めて行くことが大切です。
大切なのは「返済不能リスクとライフプラン」を把握することです。
すべての人にお金の教養を
ファイナンシャルプランナー ロペオ
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